2011年2月18日金曜日

第1四半期の米住宅差し押さえ比率、ワースト20都市圏の大半で低下=民間調査

 [ニューヨーク 29日 ロイター] 米不動産仲介会社のリアルティトラックによると、第1?四半期の米住宅差し押さえ比率は全体では上昇したものの、比率の高い国内ワースト20の都市圏のうち14都市圏で低下した。
  ただ、一部の都市圏での差し押さえ比率の低下は、差し押さえ抑制に向けた政府の措置を反映しており、差し押さえのトレンドが変わったわけではない。
  サンベルト地帯が引き続き差し押さえを主導し、差し押さえ比率の高い20都市圏はすべてこの地帯の4州が占めたものの、これらのうち人口20万人を超える大半の地域では、前年比で差し押さえ比率が低下した。
  差し押さえ比率が高い20都市圏の内訳はカリフォルニア州が10都市圏、フロリダ州が7都市圏、ネバダ州が2都市圏、アリゾナ州が1都市圏だった。
  差し押さえ比率は全国的には前年同期比16%上昇した。

【関連記事】
? 3月米住宅着工件数は08年11月以来の高水準
? 米住宅市場の弱さ、インフレ指標ゆがめず=連銀エコノミスト
? 米住宅ローン金利が3週連続上昇、5%台乗せ=フレディマック
? 米住宅価格、底入れしたようだが依然ぜい弱=グリーンスパン氏
? 米住宅バブルの原因、金融政策ではない=前FRB議長

引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

0 件のコメント:

コメントを投稿